【ネタバレなし】『テリファー』何この激ヤバこわグロ映画【レビュー】
*ジャンル:ホラー
*キャスト:ジェナ・カネル、キャサリン・コーコラン、サマンサ・スカフィディ、デヴィッド・ハワード・ソーントン
*監督:デイミアン・レオーネ
*脚本:デイミアン・レオーネ
*公開:2018年03月
*評価 (10段階):6
*ネタバレ:無
ハロウィンの夜、あまりに奇妙すぎるピエロの仮装をした男が現れる。
酔った勢いで軽率に彼をからかう主人公たち。
その後自分たちに降りかかる恐怖を知れば、もうお道化ては、いられない。
引用元:Terrifier Official Trailer – YouTube
観た!
よく話しには聞いていたので、ここぞという時に観ようと思ってました。(今がここぞという時かは分かりません)
シンプルに激ヤバこわグロ映画です。グロい耐性ある僕でも結構ビビる。
展開は少し単調かな。怖いもの見たさで観るような感じになってしまうかも。
ただそういう状況でも、90分と比較的シャープに収めてくれたのは良かったかなと思いました。
以下から、少し掘り下げて書かせていただきます。
シンプルにグロい
本作のレビュー、多分一言で完結するもので、
「シンプルにグロくてヤバくて怖くて意味分からん映画」
って感じです。
ストーリーみたいなものもそこまで無く、単純にヤバくて怖いピエロがひたすらグロいことをする映画。
しかもグロに全振りしているので、グロさがマジでグロい。普通にビビる。
作中のピエロは「フィクションの中に実在するリアリティ」
この暴れまくるピエロ、霊みたいなものだったり超人バケモノみたいな、手の届かないキャラクターなのかなと最初は思っていました。
ただ、予告でも分かるんですが、一応反撃したら効くんですよね。木で頭を殴ればダメージを与えられる。
それがピエロの存在を「そこに実在するもの」とするおかげで、リアリティが出て逆に怖い。
もう存在ごとフィクションの彼方に葬り去って、「こんなあり得ないこと、やっぱりフィクションだ!」と安心したいところに、反撃は効くことが分かり、「ピエロ、いる〜〜〜!」となっちゃう。
個人的にはこの感じが一番怖かったかな。
とはいえあくまでフィクション。登場人物に合理性を求めるべきではない
とはいえ、あくまでピエロは「フィクションの中に実在するリアリティ」であって、何処まで行っても作品がフィクションであることには変わりないんですね。
たまに、登場人物に合理性を求める人がいますが、それってなんかちょっと違うのかなと。
この辺の線引きって人によって様々だと思うんですけど、同じくイカれ映画、『ファニーゲーム』を観た立場としては、「ここで助け呼べよ!」とか、「ここの武器持って行けよ!」みたいな指摘は、なんか違うのかなぁ、という気はするんですよね。
フィクションの登場人物に自分の願望を押し付けてはならないと言うか。難しいんですけど。
ストーリーとしては少し退屈、短い尺で収めてくれたのはマル
とはいえ、展開の単調さは否めません。
最初から最後までヤバくて怖いピエロがひたすらグロいことをしている感じ。
あまりストーリー性みたいなのは無かったかな。
本作はおそらく、作成陣の作りたいものを作ってる感じだと思うので、そこでダラダラせず、90分というシャープな尺に収めてくれたのはマルかなと思いました。
『テリファー2』、日本でも観られるのかなぁ。楽しみですね。
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ではまた~。
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