【ネタバレなし】『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』原作を重んじた良作！強いアクションにドラマ風味を添えて【レビュー】

2022年11月11日2022年11月17日

（※画像クリックでプライム・ビデオに飛びます。）

引用元：映画『ザ・ファブル　殺さない殺し屋』主題歌予告 60秒【大ヒット上映中！】 – YouTube

観た！面白かった〜〜！

前作の『ザ・ファブル』(2019) 続編に当たりますが、本作から観ても一応理解はできます。

実際私も間違えてこちらから観てしまいましたが、若干説明不足かな？と思う程度で、問題なく楽しめました。

ただ、当然！前作から続いて観ていく方が面白いです。

というより、二作目って分かりやすいタイトルにして欲しかったっていうのはちょっとあるよね。

前作とほぼ同様な感想になるので、前作の記事も併せてご確認いただけたらとは思うのですが、シンプルに観ていて楽しい。

前作で背景の説明をしていた分、本作の方が少し時間に余裕がある状態ですが、その分ドラマ的な要素を増やしています。これがいい。

個人的に本作は、安直にアクションを増やすとちょっとちゃちいんじゃないかなって懸念がありました。

その点、ドラマ要素を加えることでちゃちい感じも回避、良い具合にバランスしてくれます。

以下から、少し掘り下げて書かせていただきます。

導入にアツいアクションどーーん、この手法好きなのかな

本作も、前作に引き続き導入にいきなりアツいアクションをどーーんと入れてくれます。

そのおかげでスッと映画に入れる。この手法、結構良いと思うんだけどな。僕は好きです。

このデメリットってなんでしょう？チープさが出るとか？分からないけど。

でも多少チープさが出ても本作の「ボーッと観ても面白い」ってところと整合性が取れるので掴みとしてはバッチリだと思います。

こうして熱を帯びたまま、本編へと入っていきます。

前作同様のテンポ感、ドラマ要素を多く

前作のレビューでは、設定・背景の説明でテンポが悪くなりやすい懸念があったものの、アクション等々で良いテンポ感を維持していると述べました。

本作は説明不要となって展開に余裕が出来た分を、人間関係や心情等のドラマ要素を多めにしている印象です。

主題は、「普通の暮らしをすること」であるという原点に立ち返ると、ドラマ要素を増やすのは「なるほど」と思いました。

説明不要な分、バッコバコアクションを入れてもいいとは思うのですが、それだと真剣に観るにはちょっと安っぽいかもなーって気がするんですよね。

そう考えると素晴らしい選択だと思っています。この塩梅が結構好き。

堤真一さんも気付いたら悪役が増えてきた印象ですが、この辺は流石ですねぇ〜〜。

良い具合に狂気じみている悪人。長年のキャリアが伺えます。すごい。

とはいえアクションの見応えは前作よりエグい！

と、多少アクション要素が減ったかな？（体感）ということを書きましたが、その分アクションのスケールが前作の数倍すごい。

予告にもある、マンションに組まれた足場崩壊シーン。あれとかマジですごい。何あれ。アツぅ。

このレベルを観れるならもうアクション的には充分じゃないですか？充分だと思いました。ありがたやありがたや。

本作からでも一応観れる！オススメはやっぱり前作から！

冒頭にも述べたように、前作を観ずに本作からでも一応観れます。

ただ、原作未読であれば、人間関係の説明などで少々不親切な印象を抱くかもしれません。

前作、『ザ・ファブル』(2019) も本作同様に面白いので、ぜひ前作も観た上で、本作を観ていただければと、個人的には思います！

『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』を観るなら是非Amazonプライム・ビデオで。

※2022/11/11現在、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』はプライム・ビデオ内のレンタル（有料）にて楽しめます。

『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』 プライム・ビデオで観る

個人的に、プライム・ビデオはめっちゃオススメです。現在「プライム・ビデオ 30日間無料体験」期間ですので、最初の30日で解約してしまえば会費もかかりません。

プライム・ビデオ 30日間無料体験はコチラ

詳しくは下記のページをご確認ください。

ではまた～。

.